🗻秀麗富嶽十二景 お伊勢山の五福参り
秀麗富嶽十二景を廻る山旅。完踏を目指して今年の1月から飛ばして参りました。この度いよいよフィナーレです。
今回の山は8番山頂 お伊勢山。
8番山頂には岩殿山もあるのですが、こちらは登頂しています。
春の岩殿山を訪ねて - 山わんこ ボクの足あと🐾
まずお伊勢山がどんな山か、ご説明をしましょう。
こちらが麓から見るお伊勢山。ご覧のとおり山というよりは集落の小高い丘という感じです。お伊勢山はこれまでの山と違い、登山という感じの山ではありません。しかしこの小高い丘は、大月の観光名所の一つとされています。
五福参りで神様巡り
山の中には五つの神社があり、それらをお詣りすることを「五福参り」と呼んでいます。所要1時間くらい。山登りを全くやらない人でも、運動靴で歩けます。
3000本の桜並木
お伊勢山の一番の売りは、山の斜面に植わっている3000本の桜。下はお借りした画像ですが、ピーク時はこんな感じだそうです。
が、残念ながら‥‥、今回は桜は期待できそうにありません。
例年ならば4月の初めは見頃を迎えているのですが、今年は暖冬だったのが3月から寒が戻り、観光協会に問い合わせると、まだ開花していないということでした。
ならば桜が咲いてから来ればよさそうなものですが、今年の場合、桜が咲いている時期で、富士山が見えそうな晴れの日で、ボクが休みの日というのが‥‥、全然ないんです😂
というわけで、この日やってまいりました。
辻の六地蔵さん
五福参りのスタート地点です。今回はマイカーを出動させましたが、公共の交通機関を使う場合、大月駅から上真木行きバス(またはハマイバ前行きバス)に乗り、辻というバス停で下車します。
このような順路標識がありますので、それに従って歩きます。
富士山が見えます。
根神神社
一番目の神様。縁結びの神様です。
今回は奥しゃま同伴で参りました。ちなみに奥しゃま、以前は中々の山ガールでした。登った山は、アルプスだけを書くと、白馬岳、立山、常念岳~蝶ヶ岳~上高地、唐松岳、乗鞍岳。
今は膝を痛めてリハビリしていますが、こんな山ですし、ボクの最後の秀麗富嶽十二景ということで付き合ってくれました。
順路標識に従って歩き、
こんな場所に出ました。ただの雑木林?
いえ、実はこれが全部桜の木なのです。
お借りした画像ですが、ピーク時はこんな感じになるんです。
枝を見るとまだまだ全然。殆どツボミですね。
えっ⁉️ 何これ❓ 梅❓ 花桃❓ いえ、どう見ても桜。
河津桜かな、と思って観光協会に問い合わせたら「陽光桜」というのだそうです。数はまばらですが、こちらは見頃。普通の桜はダメだけど、少し楽しめそうです。
天満宮
学問の神様。
二宮金次郎の像です。
天満宮から見る富士山🗻。
少し歩いて、また陽光桜。
桜🌸と富士山🗻。
こちらは奥しゃまが写した物です。
大神社
三番目に訪れた神様。
これは麓から大神社へ直接行くことができる参道。大神社は五福参りの中で主の神様なのです。
大神社に祀られているのは天照大神(アマテラスオオミカミ)。家内安全、商売繫盛、五穀豊穣の神様です。
ミツバツツジが綺麗でした。
ここからも富士山を撮りました。
少し歩いて‥‥、
四番目の神様です。
愛宕神社
火伏せの神様。火事などの災害から守ってくれる神様ということなのでしょう。
愛宕神社を後にして、次がいよいよお伊勢山のピークです。
広いお伊勢山のピークに着きました。
秀麗富嶽十二景の山頂標識。他の山では標高が記されているのですが、ここは書かれていません。ここの標高は550mです。
この石碑は大月出身の山岳写真家 白籏史朗の顕彰碑。
秀麗富嶽神社
ここが五番目、最後の神様になります。
不老長寿の神様です。
お伊勢山から見る富士山。秀麗富嶽十二景八番山頂からの眺望です。
では、山を下りましょう。桜を愛でながら。
福正寺
五福参りの順路標識に従って麓に下りると、こちらに着きます。
これ、樹木希林さんの筆によるものでしょうね。なぜここに掲げられているかは不明。ご住職と交流があったのかな?
参道を歩き、石段を上って境内へ。
「瓦が綺麗ね」と奥しゃま。
境内です。
親鸞像。福正寺は親鸞聖人ゆかりのお寺です。
神社ではなくお寺ですが、こちらも五福参りで大切なポイント。
参拝をして五福参り、ゴールです。
秀麗富嶽十二景、完全踏破です。
今回、山登りという感じではなかったので、HPは作りませんでしたが、YAMAPの活動日記は作りました。
吉田屋
JR大月駅近くにある人気のうどん屋。お昼に入りました。
注文したのはきんぴら月見うどん。コシがあって美味しかったです。注文時に云えば柔らかい麺にしてくれるそうです。
道の駅つる
大月の隣の都留市にある道の駅。帰りに立ち寄りました。
原木シイタケ、パウンドケーキ、酒まんじゅうを買いました。
閲覧ありがとうございました。
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