人形町散策と明治座観劇
お江戸日本橋の人形町。
江戸時代、多くの人形師が住んでいて、人形が作られ売る店が並んでいたことから名前が付けられました。ただし、現在は人形のお店はないようです。
快生軒は小さな喫茶店。創業大正八年❗
これは注文した抹茶オレ。
こちらの西洋料理店は明治45年の創業とあります。こんな昔ながらのお店が多い町です。
甘酒横丁
何だか美味しそうな名前の街。
本当に甘酒が売っていますね。双葉は豆腐のお店です。
鳥忠。地鶏の鶏肉を扱っています。色んな種類の焼き鳥が並んでいました。
ここの玉子焼き、美味しいそうですよ。
で、通りを抜けると、向かい側に高層ビル。どこかの会社の本社ビルかと思いきや、ここは明治座。
実はここが今日のお出かけの一番のお目当てでした。
明治座は歴史のある劇場で、この日もほぼ満席。
演目は「1789-バスティーユの恋人たち」。
フランスのロック・ミュージカルがオリジナルです。日本でもこれまでに宝塚や帝国劇場で上演されていました。
先日も、まりんさんが観劇に行かれた時のことをブログで書かれています。
内容を記しますと、革命前夜のフランスが舞台の物語。圧政の果てに父親を兵士に殺された若き農夫ロナンが、パリに出て革命運動に身を投じます。そんな折、ロナンは王室に仕える侍女オランプと出逢いました。互いに惹かれあいながらも、革命側と王室側の立場の違いが二人の壁になる。うぅん、切ないですねぇ。そして運命の1789年7月14日、民衆が武器弾薬が貯蔵されるバスティーユ牢獄を襲撃し、フランス革命勃発。その戦いで、ロナンとオランプの恋は悲しい結末を迎えます。
辛く悲しい戦いの果て、真の自由を勝ち取った民衆たちが、人権宣言を謳い上げるところで幕を閉じます。このあたり、あのフランス革命をフランス人目線で語ったミュージカルですね。
ヒロインのオランプは、星風まどかさんと奥田いろはさんのWキャスト。星風まどかさんは、元宝塚で当然実績のあるミュージカル女優。対してボクが観た回の奥田いろはさんは、昨年の「ロミオ&ジュリエット」だけというミュージカル経験。いや、それが評価されての今回の抜擢だったのだと思います。これからの活躍を期待したい女優さんです。
登場人物で気になったのは、シャルロットというロナンたちと行動を共にする女の子でした。大人たちの中で演じているのが健気で、歌と踊りも披露してくれて、革命という重いテーマの舞台をほっこりさせてくれました。
明治座を出た後、日本橋の名物お菓子、人形焼を買いました。
こちらは水天宮。普段はもっと人出が多いのですが、今日は寂しい。
そうか、今日は仏滅か。でも、せっかくなのでお詣りしました。
ミュージカル観劇だけのつもりだったのですが、人形町散策も楽しめた一日でした。
閲覧ありがとうございました。























このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。