山わんこ ボクの足あと🐾

山登りを中心に、旅行等で訪れた色々な場所のご紹介をします

四度目の正直か❓️ 伯耆富士・大山

鳥取県・大山。「おおやま」ではなく「だいせん」と読みます。「伯耆富士」とも呼ばれています。



こちらはお借りした画像ですが、別の方角から見ると屏風岩のよう。こんな二つの顔を持っているのが大山の面白いところです。

今回はこの大山に訪れました。


実は山わんこ、鳥取県が郷里で、大山には過去3回登りました。しかしいずれも、曇りだの雨だので、全く景色楽しめず、でした。一度ムラゴン・ブログに書いたことがありましたが、この時は雨☔。


昨年10月も、気候が落ち着いている季節だから大丈夫だろうと思って帰ったら、またダメでした😢。


郷里の山、今度は絶対に天気のいい日に登ってやる❗ ということで今回に至ったわけでございます。


登山二日前。天気予報は‥‥?



5月12日を見ると、☀️マークが付いている。悪くはなさそう。今回こそ、皆さんにいい景色をお見せできればいいのですが‥‥。



JR山陰線・米子駅

鳥取県の県庁所在地は鳥取市ですが、ここ米子市も空港があったりして、かなり大きな地方都市です。

今日は市内のホテルに宿泊します。



‥‥で、登山当日です

レンタカーで、山麓の南光河原駐車場に到着。今日の山のスタート地点。



見上げると、ド~ンヨリと曇り空。天気予報、外れたのか?



もう一度見ると、やっぱり☀️マーク。この後晴れるというのか? もう、これを信じて登ることにしよう。





少し歩いて登山口。「夏山登山道」と書かれていますが、別に夏以外は登れないということはなく、一年中いつでも入山できます。



石段の道です。



ヤマブキが咲いていました。


シャガもチラホラと。


阿弥陀堂。天気回復を祈ってお詣り。



お地蔵様にもお願い。



階段状に整備されている登山道。


一合ごとに標識が設置されています。



標高1000m地点。この後、100m上がるごとに標識がありました。



ミツバツツジです。


登山道は殆ど階段状でした。


五合目。ここまで歩行70分。



空は相変わらずです。



五合目に神様が祀られていました。今一度、お詣り。どうか天気を良くしてください。



少し歩いて道標です。



行者谷分かれ

大山のもう一つの登山道・行者谷コースと合流します。



山頂まであと1.4㎞。それまでに天気、快方に向かってくれ❗



六合目避難小屋

ガス漂う中、到着。


中は綺麗です。



ここ六合目では、晴れていれば、こんな景色が見られるそうです。今は何も見えず😢。


おっと❗ 雪です。



アイゼン装着か、と思いましたが、雪はここだけ。使わずに済みました。



標高1500m。だいぶ上がって来ました。



見上げるとガスで霞んだ太陽。



展望は未だ利きません。



ショウジョウバカマの群落がありました。


木道になりました。ここから山頂までは木道が続きます。



これはダイセンキャラボク。天然記念物です。



ダイセンキャラボクの純林が広がります。


九合目。山頂は間もなく。



ボンヤリと下界が見えるようになってきました。


あれは頂上避難小屋。



そして山頂が見えます。


間もなく山頂。



山頂に到達。



大山(弥山) 標高1709m

中国地方の最高峰で、日本百名山の一座。


あれは多分、同じく大山の剣ヶ峰。標高は1729mで大山の最高峰なのですが、登山道崩落で立入禁止。



山頂からの眺望。ようやく青空が覗くようになりましたが、まだガスが切れず、こんな感じでした。


快晴であれば、島根半島、日本海、隠岐の島も見えるそうですが、今日はこんな感じ。

それでも、これまでのボクが大山に登った時は、曇り,曇り,小雨という天気だったので、今までで一番マシです。



大山頂上避難小屋。山頂直下の山小屋。


中では登山者たちが休憩していました。



大山入山協力金」というのをやっているんですね。一登山500円。



薄暗い中で喫茶をやっていました。



☕コーヒー・ブレイク。紙コップだけどドリップコーヒーです。



では、下山です。



山麓の景色が見えます。


これからのコースですが、しばらくは来た道と同じ道を戻ります。行者谷分かれの分岐からは行者谷コースを歩いて下山。大神山神社奥宮と大山寺の寺社巡りをして朝の駐車場に戻ります。



途中で見つけたフキノトウ



六合目避難小屋に戻って来ました。



先程は何も見えなかった六合目からの見晴し。今度は大山の稜線が見えます。



下山を続けます。



エンレイソウです。



下山中に覗いた展望。



霞んでいるので分からないのですが、多分、日本海が見えているんじゃないかなぁ。



行者谷分かれ

夏山登山道と行者谷コースとの分岐点に戻って来ました。。



ここから夏山登山道と分かれ、行者谷コースへ。



行者谷コースも階段状に整備されている箇所が多いです。


新緑が綺麗です。


これはミヤマカタバミ


治山工事の現場を横切ります。



再び山道になりますが、だいぶ下って来ました。もう傾斜もほとんどありません。



お社のような物が見えます。



行者登山口

登山口に下りると、そこは神社の境内でした。


大神山神社奥宮

静かな境内。神秘的です。


参道を歩きます。ここまでは車で入れません。なので、訪れる人は少ない。


神社を出ると、すぐ隣に大山寺です。



  

山門の仁王像。



大山寺

こちらもお詣り。



大神山神社奥宮と大山寺のお詣りを終え、今日の山もフィナーレ。



今渡っているのは大山橋。駐車場が見えてきました。



大山の稜線が見えます。



南光河原駐車場

朝のスタート地点に戻って来ました。ゴールです。

歩行時間4時間58分



コースタイム詳細はHPをご覧ください。

下記をクリックしていただければ、HPにリンクします。



ボクのはいきんぐリポート「伯耆富士・大山」



今回の山、残念ではありました。スッキリ晴れた天気であれば、山頂からは島根半島が見え、日本海が見え、隠岐の島まで見えるのですから。でも「スッキリ晴れた天気」なんて、他の山でもそうあるものでもない。大山にだけ求めるのもおかしな話かもしれません。

「これまで大山に登った中で、今回が一番良かった」ということで良しとしましょうか。


‥‥でも、やっぱり、いい景色を見たかったなぁ😂


YAMAPの活動日記です。



土産に買った物をご覧ください。

「因幡の白うさぎ」と「どじょう掬いまんじゅう」。山陰(鳥取、島根)にお越しの際、オススメしたいお土産です。


こちらは「吾左衛門鮓」。鯖寿司です。奥しゃまも大好き。


帰りの列車内で食べた駅弁。鳥取で昔ながらの駅弁です。




おまけの画像です。


奥しゃまが先日、神代植物公園にて撮影した写真です。


写真はハンカチノキ。白いハンカチのような花が咲くから付いた名前なのでしょう。


この大きな白い花びらのように見える物は、花びらではなく苞(ホウ)といって葉が変形した物です。ユニークで珍しい花ですね。神代植物公園の他、小石川植物園新宿御苑などで見られるそうです。





閲覧ありがとうございました。