南房総 伊予ヶ岳と富山を一気に歩きました
JR内房線・岩井駅前にある「伏姫と八房」の像。今日登る山の一つ富山は、滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』の舞台となっている山です。駅前から市営バス「トミー」に乗って出発です。
平群天神。今日のスタート地点。
「マムシに注意」! 夏には来たくない山ですね。
道標に従って道を進みます。
中腹にある東屋。
ここからが大変。岩場の連続。
低山ながら「安房妙義」の異名があるだけのことはあります。
そして山頂に到着。ここは伊予ヶ岳の南峰。
伊予ヶ岳から望む富山。海も見えるのが分かりますか?
北峰に向かいます。これは途中の見晴らしから見た、先程の南峰。
三角点のある北峰。
元来た道を戻ります。先程の東屋にあるベンチとテーブル。少し早い昼食としました。
更に元来た道を戻ると富山への分岐が現れます。
何のための物? あってもなくても良さそうな橋です。
伊予ヶ岳の六地蔵登山口。一旦下山して、ここからしばらく舗装された道を歩きます。
正面に富山。振り返ると伊予ヶ岳。
「富山方面」と書かれた方へ行くのがもちろん近道ですが、トイレ等の休憩場所確保のため、下の「水車小屋」へ向かうことをおススメします。
10分程度で水車小屋に到着。ベンチもあり、良い休憩場所です。
水車小屋から再び富山へ。
伊予ヶ岳を横目で見ながら歩きます。
道端に菜の花の群落。
菜の花と伊予ヶ岳。
先程の近道とはここで合流します。さらに富山へ。
舗装はされてはいるものの、うっそうとした道です。傾斜も次第に険しくなっていきます。
「八犬士終焉の地」。山頂までひと息です。
最後の登り。
展望台のある山頂広場。
ここ富山も、北峰、南峰のある双耳峰。ここは三角点のある北峰。
展望台からの眺望です。
富山は、今度新たに天皇陛下に即位される現・皇太子様が、雅子様と訪れた山だそうで、これはその記念碑です。
一旦元来た道を戻り、道標に従って南峰へ向かいます。
これは「愛の鐘」。やはり現・皇太子様と雅子様がお登りになられたことから、富山は愛の山だ、ということから作られたそうです。
南峰へ石段を登ります。
荒れた観音堂。
ここが南峰。うっそうとして、とくに展望もありません。
このあたりは行ったり来たりです。再び元来た道を戻り、この道標のところで、「伏姫籠穴」に向かって下山です。
延々と続く長い木段の山道を下ります。
ここは「遊歩道入口」。ここからは舗装路を歩きます。
「伏姫籠穴」に到着。
これを上がるのか‥‥‥。
ここが「伏姫籠穴」。伏姫と妖犬・八房が籠ったとされる洞窟。ご存知の通り、『南総里見八犬伝』は架空の物語。従って、そんな穴が実在するわけはない。これを、いつ、誰が、何のために作ったかは不明。ミステリーですね。
富山学園。この突き当りを左に行くとJR岩井駅へ。右に行くと高速バスの発着所、道の駅・富楽里へ。ここは右へ進みます。
民家のわんことにらめっこ。何か文句があるのか?
県道へ出たら左に行きます。
ゴール。道の駅に到着。ここから、東京、新宿への高速バスに乗って帰宅です。
閲覧ありがとうございました。
コースタイム詳細は、ボクのHPでご覧ください。
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