山わんこ ボクの足あと🐾

山登りを中心に、旅行等で訪れた色々な場所のご紹介をします

富山、伊予ヶ岳 房総半島の山へ

JR内房線・岩井駅
夏場、海水浴で賑わう岩井海岸のある所ですが、山好きの人間にもハイキングコースのスタート地点になっています。



駅前広場にある伏姫と八房の像。伏姫と八房‥‥‥。そう、滝沢馬琴の戯作『南総里見八犬伝』です。


今日訪れる山は、千葉県房総の富山(とみさん)伊予ヶ岳。富山は「八犬伝」の舞台となった山。伊予ヶ岳は房総半島で唯一の岩峰で天狗伝説のあるユニークな山です。この二山を一気に歩くのはボクのお気に入りでオススメのコースです。今回で5回目になります。


ただ今回、一つ問題が発生。ハイキング道で「伏姫籠穴」から富山の山頂への道が、(台風のため?)崩落して現在通行止めなのです。籠穴を通らずに登るコースもありますが、ボク的には富山に来て籠穴に立ち寄らないなんてあり得ない❗
調べてみると、富山には「西尾根登山道」があり、これは伏姫籠穴から上がったところにあるそうです。なので、今回は伏姫籠穴から西尾根登山道を歩いて富山に登ることにしました。



岩井駅を抜けて踏切を渡り、真っ直ぐ歩きます。



菜の花が綺麗です。



館山自動車道をくぐります。



伏姫籠穴」に向かって左折します。



富山学園
表示の矢印どおりに右折します。


  


少し山深くなってきました。



何か屋根が見えます。



ここは伏姫籠穴の入口。今日の登山口です。



この木段を登って‥‥‥、



伏姫籠穴
「八犬伝」で、伏姫と妖犬・八房が籠ったという洞窟。ご存知のとおり、「南総里見八犬伝」は架空の物語で、そんな洞窟があるわけがない。誰が何のために作った穴なのか不明です。ミステリですね。



籠穴から振り返ると、尾根ルートへの道標があります。「‥‥通行はご遠慮ください」とありますが、通行止めではないので進みます。



しかし、傾斜が急で険しい道です。富山ハイキングコースは基本的に子供が運動靴でも歩ける道なのですが、ここは別。「~ご遠慮ください」という看板、納得です。



富楽里方面分岐
登り切った所に道標です。道の駅のある富楽里からの登山道と合流し、尾根ルートに立ちました。富山に向かって歩きます。



しかし、ここからも大変。細かいアップダウンが連続します。道幅の狭い箇所もあり、滑落しないよう注意しましょう。ただ、踏み跡はしっかりしているので、道迷いすることはありません。



小さな竹林に差し掛かりました。



抜けた所にベンチがありました。



西尾根の竹林
貴重な休憩場所です。



東京湾と富士山が見えます。



さらに続くアップダウン。



視界が開けます。



東京湾の眺望。よ~く見ると、大島が見えます。



そして、迫りくる富山。先程の道標に「富山 北峰」とありましたが、富山は北峰と南峰から成る双耳峰なのです。手前左が北峰、右奥が南峰。



西尾根、まだまだ続きます。この登りはキツイ。



‥‥と、展望台が見えます。山頂に着いたようです。



右に廻り込んで山頂へ。



山頂広場に出ました。



富山 標高348.5m
山頂標識は広場から離れた所にあります。



ベンチ、テーブルで休憩。




展望台からの眺望。大島が見えます。



海と富士山🗻。




こちらは天皇陛下が皇太子時代に雅子様と登られた時の記念碑。



休憩を終え、次に進みます。



里見八犬士終焉の地
ここからも富士山の絶景。



ここを右手に進み、もう片方の南峰を目指します。



富山 愛の鐘
こちらも天皇皇后両陛下の登山記念に作られました。



少し歩くとベンチが出てきました。



ここから石段を上がった所に南峰はあります。



南峰の直下にある観音堂。



富山・南峰 標高342m
展望はなく、うっそうとしています。



南峰から先程の終焉の地に戻ります。次に目指す伊予ヶ岳はここから分岐します。



舗装はされているけど、うっそうとした道を下ります。



富山の登山口のようです。



さらに下ります。



見えてきたのは、次なる伊予ヶ岳。



菜の花の群落❗



分岐です。表示のとおり、左手下に進むのが伊予ヶ岳への近道ですが、その前に、反対側を進み、水車小屋へ行ってみようと思います。

  



沿道に咲く菜の花。



これは河津桜だと思います。



水車が見えます。



水車小屋
富山~伊予ヶ岳のハイキング、寄り道になりますが、立ち寄りをおススメしたいです。東屋、ベンチ、お手洗いがあり、貴重な休憩場所です。

  



水車小屋を出たら県道を伊予ヶ岳方面に歩きます。



「伊予ヶ岳方面」の案内板。ここからハイキングコースに戻ります。



水仙の群落。南房総の水仙は1月から咲きます。なのでこれは終わりかけ。せめて10日前だったら、ハイキングコース中、もっと沢山の水仙が見れたと思います。



伊予ヶ岳を見ながら歩きます。



振り向くと双耳峰の富山。



また県道に出ます。



ここで注意
県道に出たら、戻るようにして左に進みます。



六地蔵登山口
県道を少し歩いた所に伊予ヶ岳入口。



伊予ヶ岳の登山開始❗
ちなみに、伊予ヶ岳も南峰と北峰の二つの山頂がある山です。富山のような綺麗な双耳峰ではありませんが、こう見るとトンガリが二つ見えます。



すっかり山道になりました。



この橋はよく分からない。なくても良さそう。



整備された登山道。しかし傾斜が険しい。



所々に岩場がありました。



ロープも出現です❗



東屋です。ここから山頂へはさらに険しくなるので、ゆっくり休憩しましょう。



ここのベンチは見晴らしがいいです。



先程の富山です。



海の方を見ると、大島も見えます。



さて、登山再開。



  

危険注意の看板です。



始めは普通に歩いて‥‥、



ロープ出現❗



300メートル級の低山ですが、ここは中々の難所です。



20数年前に最初に登った時は、ここをもっと颯爽と登ったんだけど、歳をとったな😂



ベンチが見える。山頂だ。



山頂に到達❗



伊予ヶ岳 標高336.6m
ベンチとテーブルはあるが、富山に較べれば狭い山頂です。



しかし眺望は抜群❗



富山方面。



ここからも見える東京湾と富士山。
写真はぼやけてますが、肉眼ではもっとハッキリと綺麗に見えました😅


もう片方の北峰にも行きましょう。



またロープで登り、



伊予ヶ岳・北峰 
三角点がありますが、山頂標識はなし。ボクの調べた限りでは、正確な標高は分かりません。



北峰から先程の伊予ヶ岳山頂を見ます。



この後の行程ですが、
伊予ヶ岳のハイキングは、北峰まで登ったら元来た道を引き返して下山するのが一般的です。しかしこの他に、あまり知られていない北尾根ルートというコースもあります。その北尾根ルートを下ると「桜の広場」に行く道があり、そこを周回して先程の東屋に戻ることもできるそうです。
情報によると、「桜の広場」では2月初めに河津桜🌸が咲き始めたとのこと。これは行かないテはありません❗



北峰から北尾根ルートへ。富山の西尾根もそうでしたが、ここを歩くのは初めてです。



途中で富山方面の展望が覗きました。



先程までのハイキング道と違い、歩く人は少ないです。しかし登山道は踏み跡はしっかりしていました。



傾斜が急でロープを使う箇所もありました。



桜の広場へ。道は間違っていないようです。



この分岐から道は歩きやすくなりました。



前方に桜の木らしき物が❗ 「桜の広場」に着いたようです。



2月初めから咲き始めた河津桜。もう葉桜になろうとしています。

    





桜の広場が終わり、再び山道に。



屋根が見えます。



先程の東屋に戻って来ました。ここで最後の休憩です。
ちなみに、桜の広場からこの東屋までは徒歩10分ほどでした。なので、桜の広場だけ見たいのであれば、この東屋から「嶺岡中央林道」方面に歩けば、北尾根ルートを歩かなくても大丈夫です。



東屋の見晴らしに立ちます。この景色も見納めです。



さて、いよいよ下山です。



下山口は天神郷平群(へぐり)天神社があります。



人家の屋根が見えてきました。下界のようです。



伊予ヶ岳登山口



平群天神社



伊予ヶ岳の登山口でもあるので、こんな看板がありました。



天神郷バス停
ゴールです。
歩行時間4時間51分


このバス停には市営バスのみ発着します。割と最近までJR館山駅からの路線バスもありましたが、現在運休中。どうも廃線になりそう。



バス停から振り返ると、伊予ヶ岳が見えます。



山頂部をズーム。房総のマッターホルンの異名を持つ山でした。



市営バスに乗り、朝のJR岩井駅へ。このバス、本数がとても少ないので事前調査要です。



岩井駅に着いたら、帰りの列車まで時間があったので、近くにある「岩井の大蘇鉄」を見に行きました。



ソテツは九州や沖縄などの南国で見られる常緑低木ですが、ここの物は日本で二番目の大きさです。



治承四年(1180年)、石橋山の戦いからこの地に敗走した源頼朝が、この蘇鉄を見て称賛という歴史があります。



岩井駅からは特急さざなみ号で東京へ。この特急も館山への高速バスができたためか、土休日に1往復のみの運行です。


閲覧ありがとうございました。コースタイム詳細はHPをご覧ください。


YAMAPの活動日記です。