山わんこ ボクの足あと🐾

山登りを中心に、旅行等で訪れた色々な場所のご紹介をします

奥秩父縦走路⑤:雁坂峠と雁峠

薄暗~い夜明け前。山梨県山梨市「道の駅みとみ」駐車場にいます。今回は奥秩父、雁坂峠と雁峠の縦走にやって来ました。


今回の山、当初は同じ奥秩父・笠取山を考えていました。ところが週間天気予報でこの日の天気が曇り空になっていて、午後からは☂マークも付いています。それで笠取山を変更し、雨が降られる前に下りて来ようという計画にしました。



空は少し明るくなり、ライトなしでも歩けそうになったので出発です。



おっと、この写真、真っ暗けのけ、です。「雁坂峠登山道入口」と書かれているの、分かりますか?



空は明るくなってきました。間もなく普通に写真が撮れるようになるでしょう。



やっと明るくなりました。林道を歩きます。



傍らを見ると橋とトンネルが見えます。



このトンネルはただのトンネルではありません。山梨県と埼玉県を結ぶ雁坂トンネルです。長さは6.6㎞で一般国道・山岳トンネル日本一❗ 難所だった雁坂峠越えが、今はトンネルで容易にできるようになったわけです。



さて、林道歩きは橋に差し掛かりました。



沓切沢橋
これを渡ると‥‥‥、



林道の終点。山道が始まります。



水の音を聞きながら歩きます。



細い登山道。落葉のため、分かりづらいです。



小さな沢を横切ります。



登山道、高度を上げていきます。



清水です。井戸ノ沢という場所のようです。



この辺りからは水の音は聞こえなくなりました。



周辺にガスが掛かっています。峠に上がっても展望は望めそうにないかもしれません。



景色が草原状になっています。稜線が近いのかもしれません。



この辺りから雨がポツポツ降り出しました。



何かが見えてきました。雁坂峠に到着したようです。



雁坂峠 標高2082m
針ノ木峠(北アルプス)、三伏峠(南アルプス)に次ぐ日本三大峠の一つです。



雁坂峠と刻まれた石碑。お賽銭がされていました。



峠の様子。ご覧の通りガスで何も見えません。雨は大したことありませんでしたが、2千メートルを超える稜線上は、強風で寒かったです。



雁坂峠の道標。ご覧の通り十字路になっています。次なる目的地は雁峠



強風の為、休憩もそこそこに出発します。



雁峠までは、水晶山、古礼山、燕山の三山を通るアップダウンあるコースです。



途中にあった道標。「この場所のほぼ真下に国道140号雁坂トンネルがあります。
雁坂トンネルの真上に立っているということか。何か感動です。



苔と低木の樹林の中をゆるやかに登ります。



最初のピークに到達。



水晶山 標高2158m
展望はありません。



雁峠まで3.5㎞。



更に進みます。



一旦下り、



また登ります。



古礼山 標高2112m
先程の水晶山と違いベンチはありません。



ガスに包まれた奥秩父縦走路。



うっすらと近場の山が見えます。



天気が良ければ、気持ちの良く歩ける登山道でしょう。



ゆるやかに登ります。



燕山 標高2004m
次は今日最後の目的地、雁峠



道標があります。



雁峠まで残り1キロを切りました❗



下り道で0.9キロ。程なく着くでしょう。



視界が開け、周辺の山々が見えます。



あれは笠取山。今日登りたかった山。山頂が少し雲が掛かっています。



そして雁峠も見えてきました。



今日最後の目的地まで、あと一息です。



再び笠取山。今度は綺麗に見えます。いつか天気のいい時に必ず登ろう❗



そして雁峠に到達❗



雁峠 標高1780m
先程の雁坂峠に勝るとも劣らない美しい峠ですね。



「雁峠」と記された標識がないなと思ったら、倒れていました。残念❗



ここも強風で寒かったです。休憩もそこそこに出発します。道標にある新地平を目指します。



今日歩いて来た山々に別れを告げます。



歩き始めてすぐ、登山道を流れる湧き水❗ ビックリです。



再び歩いて間もないところで‥‥‥、



今度は沢です。登り道とは違い、下り道ではすぐに沢が現れました。



沢の水の音を聞きながら歩きます。



所々、沢を渡る箇所がありました。仮橋などは一切なく、石伝いに渡るなど結構大変でした。



行く手に立ちふさがる巨大な倒木を乗り越えます。



ここは渡るのに困りました。石伝いに渡れる石はない。水の流れは急。靴のまま川に入って渡りました。この登山道、あまり整備されていません。



空は明るいです。午後から雨予報なのですが、下に着くまでは持つでしょう。



川の音を聞きながら歩きます。



下りはあまり傾斜がありませんでした。この辺りは山道ではなく林道です。



廃屋です。この土地の林業所が使っていたのでしょうか。



人造物が見られるようになってきました。下界に近づいているのでしょう。



枯れすすきの群落です。



林業所の車庫のようです。



ゲートです。



ここからは舗装された林道歩きです。



そして下界に着いたようです。



新地平
国道に出ました。



国道を歩いて、今朝出発した道の駅みとみに戻ります。



木々の間から見えるのは広瀬湖です。



間もなくゴールの道の駅みとみ。



今日歩いた山の方を見ます。



道の駅みとみ
ゴールに到着です。
歩行時間7時間58分


コースタイム詳細はHPをご覧ください。


YAMAPの活動日記です。



道の駅みとみ、ちょっと覗いてみます。



五平餅。一本200円でした。あまり大きくなかったけど安い❗



ここは土産物屋という感じで、あまり農産物は置いていませんでした。



買ったのはこれだけ。半分で150円はまあまあ安いかな。妻が八宝菜を作ると言っています。



閲覧ありがとうございました。