山わんこ ボクの足あと🐾

山登りを中心に、旅行等で訪れた色々な場所のご紹介をします

何とか🗻セーフ❗ 500円札の山

山梨県・大峠
JR中央線・大月駅からタクシーに乗ること40分。標高1560m。ここは雁ヶ腹摺山(がんがはらすりやま)の登山口です。



「がんがはらすりやま」という長い山名の由来は、渡り鳥の雁が、この山をお腹を摺るようにして飛んでいったことだそうです。



ここから富士山が見えました。
晴れてはいますが、富士山の周辺は雲が漂っていて、山頂部にも雲が掛かっています。今日、これから先、大丈夫だろうか‥‥‥❓


これが他の山であれば、「今、綺麗な状態で見えているから、この後、富士山の展望がダメになっても別にいいや」となると思います。しかし、今日これから登る雁ヶ腹摺山は、ここで富士山が見えても意味がない、どうしても山頂で綺麗な富士山を見たい山なのです。
その理由 ~ 雁ヶ腹摺山は、山頂から見る富士山の景色が、昔使われていた500円紙幣のデザインに使われたことで有名な山なのです。つまり‥‥‥
山頂から富士山が見えてナンボの山なのです。



というわけで出発です。ここから山頂まで約1時間。富士山の展望、ダメになりませんように。



水場です。歩き始めてすぐの所にありました。



苔の生えた大きな岩が目立ちます。しかしこれらが登山道をふさいでいるようなことはなく、全般的に歩きやすい道でした。



鎖場が出現。しかし、それほど危険ではありません。



少し傾斜が急になってきました。



途中で見えた富士山。今のところ大丈夫のようです。



また鎖場。やはり危なくはありません。



登山道はカヤトになりました。



どうも山頂のようです。



山頂に到達❗



雁ヶ腹摺山 標高1874m

   



山頂の様子。どうも視界が開けた山頂という感じではありません。


しかし富士山の展望は‥‥‥、

ご覧のとおりです❗ 



五百円札に描かれた富士山の撮影場所です。



この眺めが、昔の500円札の絵になったのですね。



この後のコース。元来た道を少し戻り、途中で姥子山などに登りながら下山したいと思います。

 



富士山、この後も見られるでしょうか?



急な下り道です。



道は歩きやすい整備された登山道です。



苔の生えた大きな岩が点在しています。



道標が見えます。



白樺平
金山峠と姥子山の分岐点です。



木々の間から見える姥子山



林道と交叉します。



そして再び登ります。



姥子山・西峰 標高1503m
姥子山は双耳峰で、標高から云えばこちらが本峰のようですが、展望はありません。うっかりすると、通り過ぎてしまうようなピークです。



木々の間から見える、もう片方の東峰。



こちらの山はチョイ岩場です。



姥子山・東峰 標高1487m
山頂標識には1503mとありますが、それは西峰。展望の良さなどから、こちらが本峰のように扱われているようです。



山頂の様子です。



富士山。かなり雲が掛かってしまいました。




展望です。先程の雁ヶ腹摺山と違い、結構見渡せます。



歩いて来た方角を振り返ります。雁ヶ腹摺山です。



では、これから下山です。一旦、元来た道を戻り、金山峠金山鉱泉跡へと向かいます。



先程の西峰を過ぎます。



林道に戻って来ました。



しばらく林道を歩き、



また山道に入ります。



落葉した樹林を行きます。



伐採箇所に出ました。



大きく下り、再び林道に出合います。



百間干場



また山道になります。



この辺りから落葉のラッセルが多くなりました。



金山峠に到着。



大垈山というのが気になり、行ってみたのですが、道が分からず。あまり人が来ないみたいで、落葉で道が覆われて分からなくなったようです。もしかしたら、下の写真が山頂標識の壊れた跡だったのかもしれません。



道標の「金山民宿村」へと進みます。



また落葉のラッセル。ここ、落ち葉で滑ったりしたら、谷底まで落ちてしまいそう。



木々の間からガードレールが見えます。



小川を渡ります。



金山鉱泉跡
戦国時代に作られた温泉で、割と最近まで「山口館」があったそうですが、閉館しました。まだ残っていれば登山の汗を流せるのですが、残念ですね。
ちなみにここは、かつての雁ヶ腹摺山の登山口でした。



川のせせらぎを聞きながら林道を歩きます。



民宿に出てきました。道標にあった金山民宿村でしょう。大月市の観光ガイドには、ここを金山鉱泉と指しているものもあります。確か河野園の方は予約をすれば日帰り入浴が出来たようです。ただ大浴場ではなく、交代で入るようです。



さらに林道を歩きます。



遅能戸
大月駅行のバスが発着します。一応、ここが今日のゴールです。
歩行時間5時間15分


さて、この後ですが‥‥‥。


早く下りて来てしまって、バスの発車時刻まで1時間以上あります。バス停の周りには何もありません。この寒い中、長時間待つのならということで、大月駅まで歩くことになりました。なので、歩行時間はプラス1時間。金山鉱泉跡からはずっと舗装された道だったので、登山靴でアスファルトの道を2時間歩くことになり、足がパンパンになりました。今から考えればタクシーを呼べば良かったです。
ちなみに大月駅まで歩いた間の写真は、暗くなったので撮りませんでした。🙇


閲覧ありがとうございました。コースタイム詳細はHPをご覧ください。


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