山わんこ ボクの足あと🐾

山登りを中心に、旅行等で訪れた色々な場所のご紹介をします

郷里の山に登る 鳥取県・大山

南光河原駐車場
鳥取県・大山(だいせん)登山口にある駐車場です。
鳥取県はボクの生まれ故郷で、現在はご先祖様のお墓参りくらいに帰るだけなのですが、今回はこの大山登山のためにやって来ました。



大山は西日本の最高峰で、この姿から伯耆富士(ほうきふじ)と呼ばれています。


しかし角度を変えて見ると、荒々しい屏風のような山容も見せてくれます。地元の人は「裏大山」と呼んでいますが、ホント、同じ山とは思えませんね。


この2枚の画像ですが、実はヨソから借用しちゃった物です。今回、天気が全然良くなくて、いい写真が撮れず、ちゃんとした大山の姿をお見せしたかったのです。


大山登山には二つのルートがあります。一つは「夏山登山道」コース、もう一つは「行者谷」コース。二つのコースは途中で合流して一つの道になります。今回は行者谷コースで登り、夏山登山道コースで下ることにしました。



モンベル大山店。観光地とはいえ山の中。何故モンベルがあるんだろう?



旅館や土産物屋の通りを行きます。



大神山神社奥宮・鳥居



参道を歩きます。大きな岩で少し歩きにくかったです。



二の鳥居をくぐり、



石段を上がり、山門をくぐります。



大神山神社奥宮
今日は天気が悪い。ガスがかかっています。



奥宮の右裏手に登山口がありました。



登山道には時折、木道、木段がありました。



河原。元谷からの沢水が流れています。昨日も雨だったので、水量が多い。



大山の登山道はアップダウンはなく、登りは登りっぱなしです。結構きつい。



標高1100m地点
この後、標識が100m上がるごとに標識がありました。



秋の色に彩られた木々の葉。晴れていたらもっと映えていたでしょうに、残念。




行者谷分かれ
ここで夏山登山道コースと合流します。



ガスの先に何か建物が見えます。



六合目避難小屋
今日のような天気では重宝です。



「~合目」というのは、これまでの行者谷コースにはなく、夏山登山道だけのようです。なのでこの先、一合上がるごとに標識がありました。




ここ、もし天気が良かったら、どんな景色が見えるんだろう? ガスで眺望も何もあったもんじゃあない。
大山は数十年前に二度登りましたが、いずれも曇り空でした。今回は気候が落ち着いている時期だと思って、期待して予定を組んだのですが、ボクの鳥取入りに合わせたように雨雲がやって来て、小雨まじりのこれまでで最悪の大山になってしまいました。もう、誰かに嫌がらせされているんじゃないかと思ってしまいます。



岩場が現れました。




標高1600m地点
この辺りまで来ると、森林限界が切れ、高い樹木がなくなっています。



大山の天然記念物・ダイセンキャラボクの樹林




急登もなくなり、ゆるやかな登りになっています。



山頂まであと0.5キロです。



相変わらずガスで何も見えない登山道。



一瞬だけ、ガスが切れ、青空が覗いた瞬間。



ガスの先に人影。山頂のようです。



山頂広場に到着しました。



大山(弥山) 標高1709m


山頂の避難小屋。復元作業の資材などが置かれています。



山頂の木道。植生の保護・復元のために設置されています。



石室? 行ってみましょう。



石室
大正9年に作られた避難小屋ということです。



さあ、元来た道を下山しましょう。



六合目避難小屋まで戻って来ました。山頂であまりゆっくりできなかったので、ここで休憩しました。



さらに元来た道を下ります。登りは登りっぱなし、下りは下りっぱなしというのが大山の登山道。



この頃から、他の登山客とよくすれ違うようになりました。



行者谷分かれ。夏山登山道コースと行者谷コースとの分岐点。下りは夏山登山道を歩くことにしました。



五合目(夏山登山道)
分岐からすぐの所にありました。



木段の下り道。夏山登山道も中々手強い。



夏山登山道の標高1000m地点。



そして一合目まで下りて来ました。まもなく下界でしょう。



今日初めて見るベンチです。



大山寺阿弥陀堂
その広場なのでベンチがあったのでしょうね。



この道は阿弥陀堂への参道でもあります。



道路が見えてきました!



夏山登山道の登山口です。



南光河原駐車場
戻って来ました。
歩行時間 4時間39分



下山して、何故かどうしても食べたかったので注文した大山そば
メニューには「天狗そば」と書いてあり、山イモ、玉子、なめこが入っていました。
「大山」とついているけど、別に近所のそば屋のそばと変わらないんですけどね。


しかし、天気が悔しかった。機会があったらリベンジ登山して、山頂から弓ヶ浜、島根半島を見渡せる大展望を満喫したいです!


閲覧ありがとうございました。コースタイム詳細はHPをご覧ください。