南アルプスに行って来たけど‥‥😂
ここはJR中央線・茅野駅。ここから南アルプスジオライナーが発車します。夏山シーズンのみ、南アルプスの長野県側の玄関口まで行く直通バスです。今回目指すのは、南アルプスの名峰、仙丈ケ岳と甲斐駒ヶ岳。その登山口である北沢峠へ向かいます。
ジオライナーは1日一往復。茅野発は10時20分。ボク的にはこれが遅い。もう一時間早くてもいい。新宿を7時発のあずさがあり、それなら9時に茅野に着きます。それに合わせて出発した方が早く南アルプス入りが出来ると思うのですがねぇ。
車内の様子です。何と乗客はボク一人だったのです。平日とはいえ、夏山シーズンでそろそろお盆休みでもある今日。何故登山客がいないんだ。イヤ~な予感がします。というのは、天気予報では今回の日程、ずぅ~、っと雨予報なんです。それで皆さん、中止にしたのでしょうか?
しかし、前回のこの時もそうだったんです。前日まで雨予報、だけど現地に行ってみれば行程中は雨に降られずに終えられたのです。今回もきっと同じだ❗
‥‥‥と、祈るような気持ちで決行したのでした。何しろ、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳は2年越しの夢。本当は昨年行きたかったのですが、コロナのため、密になる山小屋泊まりになる山はやめようということで、今年こそはと思っていたのですから。
仙流荘バス停
ジオライナーの終点です。ここから南アルプスの北沢峠に行く林道バスが出ます。
こちらが仙流荘。ご覧の通り山小屋ではなく、ちゃんとした旅館です。ここで一泊して、翌日朝イチのバスで北沢峠に入る登山客もいるのです。
仙流荘から発車した南アルプス林道バス。このバスも、乗客はボク一人でした。
本来であれば北沢峠へ直行なのですが‥‥‥、
バスは途中の鹿ノ沢まで。そこから藪沢まで歩きます。
理由はこれ。この林道、2019年の台風19号で崩落し、この区間の修復工事が完了していないのです。これでもかなりマシになったんです。というのは、ホントつい先日まで、もっと手前の歌宿までしか運行されておらず、そこから北沢峠まで延々1時間半の林道歩きだったのですから。
修復工事区間が終わり、そこから乗り換えた林道バスです。
北沢峠
林道バスの終点。甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳の登山口です。
計画したコースは、
1日目:北沢峠~藪沢小屋(宿泊)
2日目:藪沢小屋~仙丈ケ岳~北沢峠~摩利支天~甲斐駒ヶ岳~七丈小屋(宿泊)
3日目:七丈小屋~尾白渓谷駐車場(下山 タクシーで長坂駅へ)
まず今日は、仙丈ケ岳に入り、藪沢小屋まで目指します。
途中の鉄階段。
白いガスに包まれています。イヤな感じ。
一合ごとに、こんな標識があるようです。
大滝頭
小仙丈ケ岳経由で仙丈ケ岳へ向かうコースと、馬ノ背経由で仙丈ケ岳へ向かうコースとの分岐点です。
山小屋は馬ノ背方面にあります。なのでこちらに進みます。
途中に沢がありました。
鎖場。まぁ、今日一番の難所ですね。
建物が見えてきました。
藪沢小屋
収容最大で30人の無人小屋❗ここから約1時間半歩いた所に有人の山小屋があるのですが、到着時刻が遅くなることから、予約しようとした時、宿泊を断られ、やむなくここの宿泊になりました。更に、今日の宿泊者はボク一人だけ❗
中に入ります。利用料金は、寝具を持参している場合は4000円、備え付けの寝具を使う場合は5000円。
寝床の1階部分。寝具持参の人はこちらを使います。
布団が置かれている2階部分。
小屋番の方はどのくらいの割合で来られるのでしょうか。中は綺麗になっています。
さて、2日目。天気は朝から雨❗ いや、雨は夜中から音を立てて降っていました。寝床でその音を聞きながら、「朝になったらきっと止む。もしくは小雨がポツポツ程度になる。そして仙丈ケ岳だけでも登るんだ」と念じていました。その願いもむなしく雨の降りは全く落ち着きません。で、やむなく断念して下山することにしました。
この写真、雨で山道を川のように流れる水です。こんな状況でした。
北沢峠
残念だけど、ここから林道バスで帰りましょう。
仙流荘バス停
遠くの方にボンヤリ見える山。
あれ、南アルプスの山なんでしょうね。天気が良かったらもっと綺麗に見えるんでしょう。
仙流荘。またここに戻って来るとは思ってもみなかった。
日帰り入浴も出来ます。こんなことなら風呂の用意をしてくるんでした。
YAMAPの活動日記も作りました。
甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳、リベンジ登山したいです。
閲覧ありがとうございました。
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